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だから沼津は一年中、釣れるのだ!! |
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沼津市沿岸では数々の好条件が重なって一年中、釣果に恵まれるサカナが何種類にも及んでいる。 |
主な理由としては5ツある。 |
@=黒潮枝流が駿河湾の奥の奥まで入り込むことから、この海域では以前より九州や南国系の珍しい魚種が多数確認されている。 その黒潮の恩恵を得て真冬でも平均海水温は14℃〜15℃前後と安定した住?環境を形成している。…だから一年中、釣れるのだ。 |
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A=沼津・内浦湾は別名“奥駿河湾”とも呼ばれるように駿河湾では最も奥まった位置関係にあり、入り組んだ深い入江として地域特性に優れ、サカナが集まり易く、また、居着き易い。つまり住み易い海域なのだ。…だから一年中、釣れるのだ。 |
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B=そして黒潮は奥駿河湾、つまり、沼津市の内湾をぐるりと回り込み、大瀬崎あたりで跳ね返って、再び大きく緩やかな渦潮のように内湾循環を繰り返す。だから、沼津市沿岸には当然のように魚種が多く育ち、目立つ。…だから一年中、釣れるのだ。 |
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C=沼津市沿岸の海域には無数の養殖イケス群がそこかしこに浮かび、毎日投入される配合エサ類は莫大な量に上る。まるで海上に浮かぶ巨大コマセ袋・コマセカゴの役目を果たし、集魚効果は計り知れないものとなっている。…だから一年中、釣れるのだ。 |
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D=静岡県栽培漁業センター※(平成20年3月閉鎖)や漁協…等に因る稚魚放流活動の歴史と実績は高く、沿岸の至る所でマダイやヒラメ…などが良く針掛かりするのは偶然ではなく、その成果の一つと云えよう。 …だから一年中、釣れるのだ。 |
(※現在、静岡県栽培漁業センターは静岡県温水利用研究センターに移行) |
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※但し…幾ら1年中、釣れるとは云っても、やっぱり真冬と真夏の釣果確率は
グーンッと落ちる。しかし、他地域・他海岸と比較すればダントツにイイことは間違いない。 |
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以上の5ツが主な理由だが…、 |
上記以外でも有形無形の駿河湾の恩恵を忘れてはならない。日本一の深さを誇る駿河湾はまだまだ未知の領域…謎の部分が多い深海でもある。沼津市沿岸での釣果確率の良さは案外、大自然から人間達へのダイレクトメッセージ或いは警告なのかも知れない。海からの嬉しい贈り物“サカナ”たちを通して有限の水産資源をいつまでも大切に…。そして美しい環境を永遠に残してと…カレラは叫んでいる。一年中、釣れているのは1年中、訴えているからだ。 |
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